2009年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

フォト

オンライン状態

無料ブログはココログ

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月

2009年1月31日 (土)

人づくりモノづくり

聴く力  (43)       NO-147

聴き上手が思想を高める (5)

私が中堅の企業で常務取締役の仕事をしていた時に、あるセールスマンが。十分間で良いので、と言って面談を申し入れてきました。直接の申し入れに興味を覚えて、了解しました。

セールスマンの目的は、私に売り込みに来たのですから、私に話さなければいけないはずです。

しかし彼は私の受け答えを、実に上手に聴く側に立って「顔施」で聴いたのです。

私は聴き上手に載せられてしまって、10分間の申し入れだったのに1時間も話し込んでしまったのです。

彼は新入社員であると言っていましたが、半年後にはある営業所の所長になっていました、聴き上手な人は、成長もはやいと思いました。

彼は話すことを仕事としながら、聴くことで仕事を成功させたのです。出会いを活かして、素直に上手に聴くことが、話す以上の効果を得たのでした。

2009年1月30日 (金)

人づくりモノづくり

聴く力  (42)      NO-146

聴き上手が思想を高める (5)

思想を高めるには、人との出会いと、出会った人の話を素直に聴くことです。すなわち「聴き上手」になることです。

「聴き上手」な人が、相手の話を聞く表情は、良いものです。面白いときは笑顔で聴くし、同感である場合は頷いて聴き、疑問に思ったりすると小さく首を傾げる。

このような聴き方を「顔施」(ガンセ)で聴くと言い、上手な聴き方なのです。顔施で聴いてくれると、話す人は嬉しいものです。

何を話しても、表情一つ変えないで聴く人がいたり、初めから終わりまで、うつむいたままで顔を上げず、目と目を合わすこともない人もいます。これらはマイナスの聴き方となります。

話の聴き方の表情は」顔施」で聴くのですが、素直に聴く方法はあります。

話の内容に関心を示すこと、話しの腰を折らないこと、あいずち、や質問を入れること、相手のペースに合わせること、納得できるまで聴くこと、返事をハッキリすること。早合点をしないこと、が素直に聴く上手な聞き方となります。

2009年1月29日 (木)

人づくりモノづくり

聴く力  (41)    NO-145

聴き上手が思想を高める (4)

今日は「慢心」について書いてみましょう。

慢心には「可慢心」と言うものがあります。それは自分と同等の者に対して、自分が優れていると思うことです。

会社では同期入社、サークル活動では同期入門した者が、いつかライバルになっていきます。

いつも謙虚にライバルとして、共に成長すればよいのですが、自分が相手よりも少し前進すれば、自分が優れている、と慢心するのです。それが可慢心なのです。

同僚はいつも同僚と思って、接しなければいけないのです。

慢心には、さらに「万可慢心」と言うものがあります。それは自分よりも年長者であったり先輩であったり、上司である人に、自分の方が優れていると思うときです。

あの人は有名な人で、あの人の講演は素晴らしい、という評判でなので、自分も聴講に行きます。その結果、有名なだけで中身の話は大したことはない、あれだったら自分の方がいい話ができる、とおもうのが万可慢心なのです。

謙虚に相手の話を聴き、良いところを認めるようにしなければなりません。

人の話は素直に聴く必要を再三書いてきましたが、批判をしないで聴きたいものです。

2009年1月28日 (水)

人づくりモノづくり

聴く力  (40)    NO^144

聴き上手が思想を高める (3)

人よりも自分の方が優れている、と思う心が慢心です。自分よりも劣っている、と思っている人も、自分が知らない分野で、すぐれた活動をしているかもしれません。 

私もたくさんの人の前で、講義するのは苦になりませんが、カラオケの苦手な私は、皆でカラオケに行けば借りてきた猫のようにおとなしく、とても恥ずかしくてマイクを持って歌えないのです。

世の中には、自分よりも劣っている人もいる反面、すぐれた人もたくさんいます。

趣味の中でも同じことが言えます。

いろいろな人がいるお陰で、自分の現在があることを思えば、他の人にはお前は劣っている、と思うことが恥ずかしいことだ、と思わなければいけません。

明日はいろいろな慢心について、書いてみたいと思います。

2009年1月27日 (火)

人づくりモノづくり

聴く力  (39)    NO-143

聴き上手が思想を高める (2)

「敵は社内にいる」という私の著書がありますが、この敵と言うのは「問題」と理解していただきたいのです。

「問題が社内にある」と言うことになります。ライバル会社よりも、社内の問題の方が重要なのです。

特に「人の問題」は、思想と能力のバランスを崩している人なのです。そのような人は、人の話を素直に聴けない人です。

一般的には、能力が高く過去の仕事の実績の良い人や、高学歴の人ほど自分に自信があるので、人の話を素直に聴けない人の率が高いということです。

そのような人は、自分の固定観念とプライドの高さが邪魔をして、自分を変えることができないのです。

能力が高く成績の良い人は、慢心している場合が多いのです。慢心している場合の多くは、自分に自信を持っているために、人の話を素直に聴くことができないのです。

自分よりも劣っていると思う人に対して、自分は優れていると思う心が慢心なのです。このような慢心している人が多い会社は、結果としてライバル会社にも勝てないことになるのです。

人づくりモノづくり

聴く力  (39)    NO-143

聴き上手が思想を高める (2)

「敵は社内にいる」という私の著書がありますが、この敵と言うのは「問題」と理解していただきたいのです。

「問題が社内にある」と言うことになります。ライバル会社よりも、社内の問題の方が重要なのです。

特に「人の問題」は、思想と能力のバランスを崩している人なのです。そのような人は、人の話を素直に聴けない人です。

一般的には、能力が高く過去の仕事の実績の良い人や、高学歴の人ほど自分に自信があるので、人の話を素直に聴けない人の率が高いということです。

そのような人は、自分の固定観念とプライドの高さが邪魔をして、自分を変えることができないのです。

能力が高く成績の良い人は、慢心している場合が多いのです。慢心している場合の多くは、自分に自信を持っているために、人の話を素直に聴くことができないのです。

自分よりも劣っていると思う人に対して、自分は優れていると思う心が慢心なのです。

2009年1月26日 (月)

人づくりモノづくり

聴く力  (38)    NO-142

聴き上手が思想を高める (1)

人間にとって大切な思想と能力は、バランスが取れていなければなりません。どちらかが高かったり低かったりすれば、お互いが悪い影響を及ぼします。

品格がある人とは、どのような人ですか、という質問に、知名人の回答の多くは「バランスが取れている人」と答えています。

バランスが取れていなければ、能力が思想の成長を阻害するし、思想が能力の必要性を感じなくさせてしまいます。

現実の会社の中の幹部を見てみると、能力と思想のバランスを大きく崩した人が多く居ます。

ある事柄に驚異的な能力を持っている人がいます。例えば、自動車のセールスで同僚の数倍もの販売を、長年続けている販売能力の高い人がいます。

しかし、その人の思想も、同じように高いと言えない場合があります。むしろ能力の高い人に、思想の低い人の割合が、高いと言われています。

高慢で同僚との人間関係もわるく、人間的には偏りが強い人が多いのです。

2009年1月25日 (日)

人づくりモノづくり

聴く力  (37)    NO-141

効果を高める聴き方 (4)

私が住んでいるマンションの、防火理事に任命されたことがあります。消防署主催の防火管理者の講習会に参加した時のことです。

朝の9時から夕方5時まで2日間、抗議を聴くのはかなりきつく我慢が必要でした。私の隣に座って講義を聴いていた青年は、2日目の朝九時の講義が始まる前から、最初の1時間が終わるまで、机にうつぶせになって眠り続けていました。

途中で講師がマイクを通いて「火事だ、火事だ」と大声で叫びました。

青年の頭上には、スピーカーがあり、大変大きな音が出たのですが、それでも目を覚まさずに眠り続けていました。

この場合、心のaはゼロなので、講師がいくら大声で、Xを入力しても、出力のYはゼロなのです。

青年の出席は全く無駄になってしまったのです。このような聴き方は、全く効果がありません。

2009年1月24日 (土)

人づくりモノづくり

聴く力  (36)       NO-140

効果を高める聴き方 (3)

人の話を効果的に聴くには、Y=aXのaの役割である心の働きを高めることです。

心のaがゼロのときは、Xをいくら入力しても、出力のYはゼロなのです。この問題はaがゼロの場合が最も困るのであって、大きなプラスか大きなマイナスは救いようがあるのです。

大きなマイナスはある動機があれば、プラスに転ずる可能性があるからです。しかし、ゼロの場合は、救いようがありません。

講演会でも、自分が受講料を出して参加する人は、聴く気持を持っていますので、心のaはプラスになっています。

会社が受講料を払って社員に参加させる場合があります。その場合、参加を命じられた
社員は、心から聴きたいとは思っていないが、仕事の一つとして、やむを得ず参加する場合があります。その場合の心のaはマイナスです。

居眠りをしていたり、出席名簿に署名をすれば、途中の休憩時間のあとから、姿を敬してしまったりする人が、大変目立つことになり、参加したことがマイナスになります。

父親が子供に説教をする場合、子供は聴く気になっていません。反対に反感を持って聴くために、心のaは大きいマイナスです。

父親の説教は子供にとって、大きなマイナスになってしまうのです。

2009年1月23日 (金)

人づくりモノづくり

聴く力  (35)      NO-139

効果を高める聴き方 (2)

素直に聴くことの大切さをY=aXという一次方程式を使って説明します。これはベストセラー「馬鹿の壁」の著者、養老猛先生が使われていたものを、私が効果を高める聴き方に応用したものです。

聴くことによって、自分に入ってくる情報を入力とし、それをXとします。そして入力で得たものを出力とするのですが、それをYとします。
Xという入力とYという出力の間に、aという心の働きがあって、その心の働きの大きさによって、出力のYが変わるということなのです。

人の話を10聴いたとして、入力のXは10です。心の働きaが1であれば、出力が10です。入力が10の話に、心のaが感動して、10の働きをすれば出力が100になります。

しかし、素直に聴かず批判的に聴けば、心のaの働きがマイナス10になったとすれば、出力はマイナス100になり、話しを聞かなかった方が良かったことになってしまいます。

人の話は心の働きが、絶対にマイナスで聴かないことです。

2009年1月22日 (木)

人づくりモノづくり

聴く力 (34)      NO-138

効果を高める聴き方 (1)

素直に聴く大切さを書いてきましたが、今日から項目が変わって、効果を高める聴き方について書いていきます。

話す人がいくら熱弁をふるっても、聴く側に聴く気持ちがなければ、何を言っても耳に入らないものです。

私がアメリカで仕事をしていた時のことです。私のスタッフの一人は、英検一級の俗に言う英語がペラペラの人でした。

ある時アメリカ人に英語でペラペラと何かを説明していました。アメリカ人は首をかしげて良く分からない、という顔をしていました。

英語の苦手な私は、相手の様子を見て、何を知りたがっているかを察知し、単語を並べたような片言英語でしたが説明すると、アメリカ人は分かったと言って、明るい顔になったのです。

これは聴く方が、聴く姿勢になっていたために、片言英語で通じたのでした。聴く気持がない状態で、上手な英語をペラペラ話しても相手には通じないのでした。

私がある会社の幹部に講義をして、その感想文を書いて頂いたことがあります。その感想文は、講義の内容については一行も書かないで、自分の主義主張を長々と書いてありました。

これは私の講義内容に批判的で、そんな講義を聴かなくても、自分はこんなに立派な考えや方法を持っている、と言う場合の感想文になっているのです。

まったく素直に聴いていないのです。そのような人は、思想の向上ができないのです。

2009年1月21日 (水)

人づくりモノづくり

聴く力 (33)    NO-137

素直に聴くことの大切さ (4)

素直に聴くことから始めよう ④

人間は人の話を素直に聴けないのです。

私が奈良県の工業会に加入している企業の、新入社員を集めた総合入社教育の講師を、務めたことがあるます。

感想文を読むと、私の話は経験から出ている実話なので、理解しやすいし面白い、と言う人が90%以上です。

しかし、その経験話は自分をアピールしているとか、自慢話をしている、と理解する人が、10%近くいます。この人たちは、素直に聴いていると思われないし、批判的にきいていると思われます。

逆に、私の問題点を素直に言ってくれている、のかもしれません。だが相撲の九重親方が言われたように、素直に耳を傾け、考えるのは、その後で良いと思うのです。

私は72歳で、新入社員は22歳です。社会人としての経験がない人と、50年以上dすから経験量は明らかに差があります。

その経験は素直に聞いて、自分にないものを吸収し、批判はその後でいいのだと思います。

素直に聴くことの必要性を感じました。

2009年1月20日 (火)

人づくりモノづくり

聴く力 (32)      NO-136

素直に聴くことの大切さ (3)

素直に聴くことから始めよう ③

素直に聴くと言うことは「先入観」を持ったり「批判的」にならずに聴くことを、昨日は書きました。

先入観を持って聴くということは、自分の頭の中にある、固定観念で聴くということになり、固定観念を取り除いて、「空っぽ」にしなければ、新しいものは入力されないのです。

素直に聴かないということは、「そんなことは聴かなかっても、わかっている」「そんなことは既に知っている」と思って聴くことです。

批判的に聴くということは、「それは違う」「それは間違っている」と思って聴くことです。

現実は、人の話をどれだけ素直に聴いているか、と言えば、残念ながら素直に聴いていないのが人間なのです。

あなた自身も、あなたの周りの人を見てください。本当に真剣に、素直に聞いていない人が、どれほど多く居られるか、わかるはずです。
そういう私も妻に、一つも聞いていない、とよく注意されます。

2009年1月19日 (月)

人づくりモノづくり

聴く力 (31)    NO-135

素直に聴くことの大切さ (2)

素直に聴くことから始める ②

経営人間学で有名な、竹内日祥上人の講話を何度か直接聞きましたし、テープでは何十回も聞きました。

その講話の初めの30分程度は、毎回「人の話は素直に聴け」と言われています。「まだ素直に聞いていない」「顔だけこちらろ向いて聴いている振りをしているが、心はきいていない」と繰り返されるのです。

素直に聴くという「素直」さが問題になります。素直に聴くということは、頭の中を「空っぽ」にして聴かなければなりません。

「先入観」を持って聴いたり、「批判的」になって聴くことは、素直でないと言うことになります。頭の中から「先入観」や「批判」を取り除かなければなりません。

テレビのコマーシャルで、中華料理の「八宝菜」だと思うのですが、奥さんがエビが入っているでしょう、シイタケも入っているでしょう、と言うように、たくさんの食材の名前を言うのですが、主人は食べることに夢中になっています。

奥さんは「何も聞いていないのだから」と主人の顔を見てぼやいています。自分がおいしいものを食べる時は、奥さんの話は全く耳に入っていないものです。

2009年1月18日 (日)

人づくりモノづくり

聴く力 (30)     NO-134

素直に聴くことの大切さ (1)

素直に聴くことから始める 

「聴く」と言うことは、自分に対する入力で、いろいろな情報が入ってきます。「話す」と言うのは出力で、自分が持っている情報を、外部に出すことになります。

思想を高めるには「聴く」ことにより、外部から自分の中に、多くの情報を入れることになります。

問題は外から入ってくる情報を、活かす聴き方と、マイナスにしてしまう聞き方があることを、理解しなければなりません、

聴くことによって自分の思想が高まった後に、話すことができるのです。低い思想の段階で、先に話すことを行うと、失言となったり、思想の高い人がそれを聞くと、笑われてしまいます。

素直に聴くことから始めることが大切です。  

2009年1月17日 (土)

人づくりモノづくり

聴く力  (29)        NO-133

恥の文化と罪の文化の違い ③

日本人が海外旅行に行く率は、他の国の人と比べて随分高い率だと思います。中にはブランド品を買うのを目的とするような人もいます。目的が遊興だけの人も多く居ます。

私の場合は、仕事での海外生活ですから、買い物や遊興とは縁が遠いのです。その国の人たちの日常生活に入り込み活動します。

楽しみの海外旅行ですから、買い物や遊興があっても良いとは思うのですが、それが100%でなく30%ぐらいは、訪問国の社会の内側を見る必要があります。そうすれば、旅行がもっと楽しいものになるでしょう。

訪問国の社会と日本の社会との比較によって、日本がどれほど誇れる国であるか、どれほど素晴らしい国であるか、理解できるでしょう。

その時、昨日書いたように、自国を愛する人が中国人の半分と言うことは、なくなるでしょう。

海外に旅行するのは気分転換や、楽しみに行くのですから、服装もラフな、カジュアルでも良いと思いますが、やはり他の国を訪問するのですから、礼節もわきまえることも必要です。「旅の恥はかき捨て」と言わんばかりに、日本でもしないような格好をして、同じ日本人の私が見て、恥ずかしく思うような人を多く見かけます。

タイの繁華街を走るBTS(高架電車)は、運賃が高く一般の人は、冷房もついていない安いバスに乗ります。タクシー並みの電車に乗る人は、それなりの高いレベルの層の人たちですから服装も日本国内に劣りません。。

その電車に日本国内でもしないような、肌着のシャツや半パンツに、タオルで頭をほっかぶり、して電車に乗ってきます。大声で恥ずかしい話をしています。

タイ人は日本jは高い文化の国だと思っていますが、この人たちを見ると、どのように思っているでしょうか。

日本の「恥の文化」も大切にしたいと思います。

2009年1月16日 (金)

人づくりモノづくり

聴く力 (28)      NO-132

恥の文化と罪の文化の違い ②

昨日は、日本の恥の文化の衰退を書きました。今日は、日本と欧米の親に対する思想を述べてみます。

家族や国家に対する共同体の意識が、日本と外国では大きく違いが出ています。家族に対するものでは、昔は子供が親の面倒を見るのが、当然のように思われていたのです。しかし、核家族が進むと、親の面倒をみる、という意識は変わってきたのです。
親が病気で、もうあまり先が長くない、という状態でも、子供の都会の生活では、郷里の親の見舞いすらできません。

産経新聞の調査による資料では、親の面倒をみなければならない、と思っている日本人は43%です。それに対して、アメリカでは66%、中国では84%です。中国人は日本人の倍近い人が、親の面倒をみると思っているのです。

国家に対するものでは、国家を誇らしい、と思う日本人は51%で、アメリカ人は71%、中国人は80%です。

日本は豊かで平和で、生活のレベルも高いので、国民は国家に守られているように思います。しかし国家を誇らしいと思えないのはなぜなのでしょうか。

私は中国の国内の、広い範囲の会社の指導をして、中国を見てきましたが、随分貧しく、国家が国民を十分な施策をしているように思えないのです。しかし、中国人は国家を誇らしいと、多くの人が思っているのは、なぜなのでしょうか。

親の面倒も見れないのを、恥ずかしいことだと思えなくなったのでしょうか。

2009年1月15日 (木)

人づくりモノづくり

聴く力 (27)       NO=131

恥の文化と罪の文化の違い ①

今の日本は{ざんき」という「恥ずかしい」と思う気持ちが、薄れてきているように思います。欧米の「罪の文化」に対して、日本では「恥の文化」を大切にしてきた国です。

こんなことを書けば、批判を浴びたり叱られるかもしれません。

電車の中で化粧したり,できちゃった婚をしたリなど、別に恥ずかしいことだ、と思わなくなってしまっています。
カラオケが流行して皆が歌手気取りになったり、好き勝手な服装や髪型をして、芸能人気取りになったりしている社会です。微分らしさというアイデンティティーと言うものが薄れて、皆が流行に流れてしまっています。

このような社会的規範や価値体系が崩れて、社会が混沌とした現象をアノミーと言います。

個人的には自己喪失感に陥ったり、精神的に不安定感をもつ状態です。このようなアノミー現象が、モラトリアム人間を生むのです。

モラトリアム人間とは、青年が成熟した社会人に達する前の、猶予期間のことです。能力もなく、思想も形成されず、目的も持てず、アイデンティティーという、自分らしさを持っていない人間をモラトリアム人間と言います。

現在は以前に比べてモラトリアム人間の比率が高くなっています。それを日本の「恥の文化」を減少させているのかもしれません。

2009年1月14日 (水)

人づくりモノづくり

聴く力 (25)        NO-130

各国の思想の違い ②

昨日は、日本人に対して、アメリカ人や中国人の思想の違いを書きました。内容は人生や将来対して、若い内から対応していこうとする、アメリカ人や中国人に対して、日本人は今さえよければ良いとする、思想が多いことが分かりました。

今の日本社会は、恵まれすぎて感謝や感動する心が、薄れているように思います。何を聞いても見ても感動しません。

普通の人が涙するような、かわいそうな話でも、全くかわいそうだ、と言う心が持てない人が増えています。

郊外に小旅行をしても、美しい景色を見ても、それに感動もせずヘッドホンで音楽を聴いていたり、マンガやゲーム機に熱中したり、日頃の生活の延長でしか思考が働きません。

郊外に出た時ぐらいは、日頃の延長でなく自然に浸り、その良さを感じる機会にしたいものです。

現代100年に一度と言われる不況で、派遣労働者の解雇問題が表面化しています。しかし、数年前では、正規社員で縛られるよりも、派遣社員でいる方が自由で良い、という人も多く居たのです。

今の仕事をやめても、別の仕事があったために、今が良ければそれで良い、と思ったのでしょう。

今だけが良ければ良い、という価値観や思考を改め、しっかりした思想を育成しなければならないでしょう。

2009年1月13日 (火)

人づくりモノづくり

聴く力 (25)          NO-129

各国の思想の違い ②

各国の若い人たちの思想は、どのように違うのでしょうか。

少し以前の資料ですが、産経新聞の調査によるものが、若い人の思想の状況を知る参考になると思います。

将来に対して、良くなるという期待は、日本人が57%、アメリカは69%、中国人は80%となっています。若い人たちが自国に対する期待が、こんなに異なります。

若い時は楽しめば良い、と思っている人は、日本人が51%、アメリカ人が46%、中国人は20%です。中国人は、今さえよければ良いとか、将来よりも今が良ければ良いと思う人が大変少ないのです。将来を考えている人が多いのですが、日本人とは大差です。

将来を考えると言う思想は、日常生活にも表れています。学校外で勉強をしない人は、日本人が45%で、アメリカ人は15%、中国人が6%です。
ここでも将来を考えて、学校外でも勉強している中国人が、多く居ることが分かります。

このように比較すると、若い人の将来や日本は、どうなるのかと心配になります。

2009年1月12日 (月)

人づくりモノづくり

聴く力 (24)           NO-128

各国の思想の違い ①

現在の日本は、親が子供を殺したり、子供が親を殺すというニュースが、頻繁に報道されています。更に肉親でない他人同士の殺人も、新聞やテレビで話題になっています。

誰でもよいから殺してみたかったとか、死ぬ時に苦しむ表情が快感であるから殺した、と言うような悲しい出来事も、多く生じています。

今年は大不況で失業したり、社宅を追われて住むところがなく、生活ができなくなる人が多くなりますので、益々犯罪が増加するように思われます。

これらは個人の思想や能力がが、大きく影響しています。人の命を大切にしようとする思想と、誰でもよいから殺したいという思想の大きな違いが問題です。

失業する問題も、全国の働いている人数と失業した人の人数比率は、失業者は1%もありません。すべて本人の責任とは言いませんが、失業率の1%以内の中に、なぜ自分が入らなければならないのでしょうか。これも本人の能力が大きく影響しています。

私がこのブログで、思想と能力の向上の必要性を強調してしているのは、、このような悲劇を減少させたい思いからです。

2009年1月11日 (日)

人づくりモノづくり

聴く力 (23)       NO-127

高い思想と低い思想の違い (8)

思想と能力を高めた人の例 ③

私が駐在していたタイの社宅のメイドは、10名程の日本人の、いろいろな話しを素直に聴いて思想を高め、日本人の健康を守ると言う「まごころ」が日本料理のメニューを増やして、能力を高めました。

小学校4年生で、退学した学歴を補うために、週一回の日曜日の休日を、日曜学校に通って、6年生の卒業資格取得しました。

更に努力して、中学校卒業までの資格をとってから、経理、美容などの専門学校で学びました。日本語に加えて英語の勉強もし、日本やアメリカ働くことを強く望んでいました。

給料は低く、日本人が週末に使う遊興費と同じくらいです。その少ない給料から学費を捻出し、兄弟を援助し弟を大学に入れ、郷里の両親に仕送りもしています。それらは高めた思想と能力がそのようにさせるのです。

彼女の生活態度は、私自身見習うことが多くあり、私の思想向上に役立ちました。思想の向上は、彼女のように学歴や経験に関係がないことがよく分かります。

2009年1月10日 (土)

人づくりモノづくり

聴く力 (22)       NO-126

高い思想と低い思想の違い (7)

思想と能力を高めた人の例 ②

10名程の日本人と、生活するようになった彼女は、日本語を使うチャンスと、日本料理を作る機会が大幅に増加しました。しかし、真面目に聴かないと思想も能力も、高めることはできないのです。

彼女が社宅に来た当初は、不十分な日本語でした。しかし、私が滞在した3年間が終わるころには、10名ほどの日本人が、ほとんど不便を感じない程度の日本語を話しました。

メイドさんは彼女以外に、もう一人いたのですが、その人は3年を経過しても、声を出して「おはよう」も言えなかったのです。これは素直に日本語を聴く人と、聴かない人の差でした。

料理も時には、休日にマーケットの食堂街で、日本料理を御馳走すると、使われている材料や味付けに関心を持って食べました。2,3日後には、社宅のテーブルに同じものが出るように、日本料理の能力が向上したのです。
日本料理のレパートリも増加して、一週間に同じものが出てこないほどの、多彩なメニューとなりました。

思想と能力は、機会を活かす聴き方と、真剣に取り組む努力が高めるのです。

2009年1月 9日 (金)

人づくりモノづくり

聴く力  (21)         NO-125

高い思想と低い思想の違い (6)

思想と能力を高めた人の例 ①

小学校を四年で退学したした彼女が、どのようにして能力と思想を高めたのか、を分析してみましょう。

成人した彼女は、日系企業の社長夫妻の家に、メイドとして入りました。まず聴くことを真剣に取り組んだのです。社長の奥さんに日本料理と日本語を習いました。

奥さんの指導を熱心に聞きました。聴くことによって、少しずつ思想を高めたのです。。次は習ったことを努力をして、能力を高めていきました。熱心に聞いて思想を高め、努力によって能力を高めていきました。

その結果、日本料理の知識を広め、日本語の能力は、大幅に高まったのです。私がこのブログで書いてきた、思想を高める方法と、能力を高める方法の通り、忠実に実行したのです。

やがて社長ご夫妻が日本に帰国し、職を失ったのですが、日本料理と日本語が少しできる、ということを特技として就職活動をしたのです。

その頃、私が駐在していた社宅の、日本人が10名近くになり、日本料理と日本語ができるメイドを探していたので、彼女が応募して採用されたのです。

10名近い日本人から、たくさんの話を聴く機会が増加し、10名の好き嫌いで料理の幅を広げなければならない必要が出てきたのです。 

2009年1月 8日 (木)

人づくりモノづくり

聴く力  (20)     NO-124

高い思想と低い思想の違い(5)

思想を学ぶのは経験や学歴には無関係である ②

昨日は、タイ人の学歴が小学校4年のメイドさんと、日本の大学を出て大きな会社の役員をしている日本人の思想の違いを書きました。

今日から数回に分けて、そのメイドさんが余りにも、高い思想と能力を持っていたので、紹介します。私自身も大変学ぶことが多くあったのです。

彼女は、タイでもカンボジアに近い、イサーン地域の出身です。バンコクでもタクシーの運転手の多くは、イサーン地域の出身者の出稼ぎです。

イサーン地域は、タイでも最も暑く、貧しいところです。彼女の家も農業の小作人で、貧しいために小学4年で退学し、両親の農業を手伝ったのです。農場は家から遠く離れた土地を借りて、農作物を栽培していました。

気温40度の炎天の中を、小学4年の女の子が、裸足で焼けつくような大地を、歩く様子を想像してください。両親の後を歩け「ども、歩けども到着しないほど、農場は遠かったのです。足は焼けつくように暑かったと、昔を思い出して言ってました。

「お母さん、まだーーーー」「もうすぐだよ」と母は答えましたが、いくら歩いても到着しなかったのです。「お母さん、まだーーーー」と何度も繰り返して、ようやく農場に辿りついたのです。

休憩の間も惜しんで、両親は農具を持って、畑を耕すのを、彼女も手伝いました。

2009年1月 7日 (水)

人づくりモノづくり

聴く力 (19)     NO-123

高い思想と低い思想の違い (4)

思想を学ぶのは経験や学歴に無関係である ①

私がタイの会社に、3年間出向駐在していた時のことです。現在5冊の本を出版していますが、2冊目の「敵は社内にいる」を出版した時のことです。

日本経済新聞の海外を含む全国版に、私の著書の宣伝が、大きなスペースで掲載されました。その新聞が私が滞在していたタイの会社の社宅にも配達されました。その時、私はフィリピンに出張していたので、その新聞を読むことができなかったのです。

社宅には10名近い日本人がいたので、食事や掃除、洗濯をしてくれるメイドさんが、2名いました。

食事を担当していたメイドさんが、私の著書が掲載された部分を、切り取って保管してくれたのです。留守の私に対する「思いやりの心」です。

彼女は家が貧しいために、小学校4年生までの学歴です。日本人の中に、大学を出て会社の役員にもなっている人が、メイドさんに新聞を切り取れば、皆が読めないと言って怒った のです。

メイドさんにすれば、皆が読み終わって2,3日も経過し、切り取った部分は新聞の最下部の、一般記事がないところなので切り取ったようです。

人に対する「思いやり」を持つ思想と、私の記事に対する妬み(?)からか、切り取ったことを「怒る」思想は、どちらが高い思想でしょうか

005

 日本経済新聞の私の著書「敵は社内にいる」掲載部分

2009年1月 6日 (火)

人づくりモノづくり

聴く力 (18)   NO-122

高い思想こそ人には必要 (3)

高い思想と低い思想の違い ③

思想は周囲の環境や人間関係に、大きく影響するようです。高い思想の人には、それに価値観や思考に共感する人が集まります。その逆も同じで低い思想の人には低い思想の人が集まるのです。

少し前になりましたが、斧で親を殴り殺した女子高生がいました。その直後に、それに価値観を覚えた中学生が、やはり斧で父親に重傷を負わせています。

公園で幼児が遊ぶ砂場で、カミソリが見つかりました。それを砂場に入れた人は、幼児がカミソリでケガをするのを、期待して入れたのでしょう。それに価値観を見出したのか、別の砂場でもカミソリが発見されました。

このような、いけないことに価値観を見出すのも思想です。

文化、体育活動で心身を鍛えよい成果を出して、多くの人に喜びや楽しみをあたえることや、地球の温暖化対策にボランティアで活動して、世のため人のためになることに、価値観を見出すのも思想なのです。

いずれの思想が高いのか、低いのでしょうか。思想と言うものを見直し考えなおしてみたいものです。

2009年1月 5日 (月)

人づくりモノづくり

聴く力 (17)    NO-121

高い思想こそ人には必要 (2)

高い思想と低い思想の違い ②

目標を達成するために努力をすることは、能力の向上で述べた通りですが、ここではスポーツに価値観を見出し、マラソンを選んだ思考が、この中学生の思想です。思考と言うものは価値観と思考で成り立っています。

別の中学生は、夜遅く皆さんが寝ているときに、暴走族のバイクが騒音をたて、眠りを妨げる姿に、早く免許を取るという価値観を持つのです。
そして自分も騒音を立てて走りたいという思考を持つのです。

また別の中学生は、高校生が電車の床に座り込んだり、駅の階段に座ってタバコを吸っている姿を見て、強い価値観を覚えるのです。

僕も早く高校生になって、あのようにタバコを吸いたい、と言う思考を持ちました。中学生が未成年でタバコを吸うことが、この中学生の思想になったのです。

スポーツ、バイク、タバコを例に書きましたが、思想としては、どれの方が高いかと言うことです。世の中の人が高く、良い思想を持つことが、犯罪を無くしたり、楽しい社会をつくることになるのです。

2009年1月 4日 (日)

人づくりモノづくり

聴く力 (16)   NO-120

高い思想こそ人には必要 (1)

高い思想と低い思想の違い ①

皆さん新年おめでとうございます。

昨年12月30日から、お休みを頂きました投稿を、再開させていただきます。皆さんをはじめ、知人の皆さんにも、ご紹介していただけるように、お願いいたします。

聴くことの大切さは、思想の向上に役立つことを述べてきましたが、今日から数回に分けて、高い思想と低い思想の違いを考えてみたいと思います。

高い思想と低い思想とは、どのような違いがあるのでしょうか。高い思想の持ち主は、高い価値観と高い目的や目標を持っていることが大切です。

ある中学生が、テレビのスポーツ番組でマラソン競技を観戦していました。三十五キロメートルからの最も苦しい時に、歯を食い縛って、必死に努力している姿を見て、強い感銘と価値観を覚えました。

その苦しさに共鳴するか、あのような辛いことはしたくない、と考えるかが、価値観の違いになるのです。

マラソンに共鳴した中学生は、自分もスポーツマンとして、心身を鍛えることが高い価値観であると思って、マラソン競技を目的とした思考を持ちました。オリンピックに出場して、金メダルを取得する、と言う大変高い目標を持つことにしたのです。

価値観と目的、目標という思考はこのような関係になるのです。

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »